護衛艦ちくま十勝港入港
【広尾】海上自衛隊第15護衛隊所属の護衛艦「ちくま」(2000トン、乗員120人)が3日午前9時、十勝港に入港した。4、5日に一般公開される。
「ちくま」は長さ109メートル、幅13・4メートル。青森県の大湊を母港とし、主に東北、北海道の警戒監視活動に当たっている。今回は艦艇広報での寄港。十勝港への入港は2001年以来2度目。
この日は第4埠頭(ふとう)に着岸後、式典が行われた。入港歓迎実行委員会の二口繁委員長が「心から歓迎する。日頃の労をねぎらい、英気を養ってほしい」とあいさつ。同隊司令の吉川尚徳一等海佐が「海上自衛隊が何をしているか理解してもらいたい。十勝の皆さんの来艦を待っています」と述べた。
その後、関係者が艦内を見学した。一般公開は午前9時~午後3時の予定。
(伊藤亮太)