道議選告示 市区7人立候補の激戦
北海道議会議員選挙が3日、告示され、午前8時半から立候補の受け付けが始まった。同9時半現在、帯広市区(定数3)は現職、前職、新人の計7人、十勝区(定数4)は現職、新人の計5人が届け出を済ませた。帯広市区は候補乱立の激戦、十勝区は12年ぶりの選挙戦に突入し、各候補は事務所前などで第一声を発した後、9日間の遊説をスタートさせた。道知事選と同じ12日に投開票が行われる。
帯広市区に立候補したのは、届け出順に元会社員の伊賀淳貴氏(53)=自民・新=、前職の三津丈夫氏(69)=民主・前、前帯広市議の佐々木とし子氏(60)=共産・新=、前帯広市議の清水拓也氏(40)=自民・新=、現職の山崎泉氏(41)=無所属・1期、新党大地、民主、維新推薦=、前帯広市議の編田照茂氏(60)=無所属・新=、学校法人理事の上野庸介氏(41)=無所属・新=の7人。
十勝区は、前音更町議の山川秀正氏(62)=共産・新=と、池本柳次氏(68)=民主・4期、社民推薦=、喜多龍一氏(63)=自民・5期、公明推薦=、佐々木恵美子氏(65)=無所属・4期=、大谷亨氏(67)=自民・4期、公明推薦=の現職4氏の計5人。
市区の立候補者数は現定数では1991年の7人が最多で、今回は保守系乱立で同年に並ぶ激戦に。十勝区は3期連続の無風観測から一転、共産の新人候補擁立で選挙戦となった。
全国的にクローズアップされる人口減少問題や疲弊する地域経済への対策、国が掲げる「地方創生」の取り組み、泊原発再稼働とエネルギー問題、環太平洋連携協定(TPP)交渉や農協改革への対応、国内・外国人観光客誘致など、道が直面するさまざまな課題が争点となっている。
立候補受け付けは同日午後5時に締め切られる。(統一地方選取材班)
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