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小川1万メートル連覇 道高校スピードスケート

【男子1万メートル】他の選手を寄せ付けない圧巻の滑りで優勝した白樺学園の小川拓朗

 【釧路】スピードスケートの第66回北海道高校選手権大会兼第65回道体育大会冬季競技会兼第69回国民体育大会冬季大会北海道予選会(北海道高体連など主催)は21日、柳町スピードスケート場で競技が開幕した。午前は高校男子1万メートルを行い、国内最高記録保持者の小川拓朗(白樺学園3年)が14分30秒99で2連覇を果たした。2位は大竹拓三(駒大苫小牧2年-芽室中出)が15分11秒57に入った。3位は東城拓也(白樺学園2年)。(北雅貴、塩原真)

「納得いくレース」
小川

 男子1万メートルの小川拓朗は、同走で2位に入った大竹拓三も周回遅れにする圧巻の滑り。同リンクでの自身のベスト記録を40秒、屋外でも11秒縮める自己新を出し、ゴール後はガッツポーズも飛び出した。

 27日から長野県で開幕するソチ五輪日本代表選手選考競技会に向けて追い込む全力練習のつもりで臨んだ。風が強く吹く中、34秒台の安定したラップを重ねた。4800メートルから5200メートルで36秒18に落ちたことを放送で知り、「気合で戻した」。以降は34~35秒を刻み、ラスト1周はこの日最速の33秒22でまとめた。小川は「途中で修正できて納得のいくレース。万全の状態で選考会を迎えられそう」と笑顔を見せた。

<道高校選手権>(7位以下関係分)
【男子】
▽1万メートル(カルテット)
日本高校記録 土屋良輔(嬬恋)  13分25秒88
道高校記録  平子裕基(白樺学園)13分27秒88
大会記録   小川新太(白樺学園)14分8秒38
リンク記録  平子裕基(明大)  14分24秒76
(1)小川拓朗(白樺学園)      14分30秒99
(2)大竹拓三(駒大苫小牧-芽室中出)15・11・57
(3)東城拓也(白樺学園)      15・23・33
(4)橋本萌生(帯南商)       15・23・79
(5)磯卓磨(帯南商)        15・28・54
(6)河野綜太(帯農)        15・42・56
(7)松崎翔(池田)15・45・36
(8)児玉直弥(帯農)15・45・42
(9)大西祐輔(池田)15・55・29
(10)及川翔(帯農)16・6・46
(11)遠國大地(帯三条)16・12・77
(12)小岩和輝(白樺学園)16・22・33
(16)高橋凌(帯工)16・49・78
(18)長根盛勝(標茶-上士幌中出)16・54・08

<国体道予選>
(1)吉田 良太(帯農)18分20秒36

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