入園式 元気いっぱい
十勝管内の幼稚園では、入園式のシーズンを迎えている。わくわくした笑顔を見せたり、緊張して泣きだしたりする新入園児たちを、職員や在園児らが優しく迎え入れている。
帯広市内の帯広藤幼稚園(和泉有子園長、園児115人)では、11日午前10時から入園式が行われた。職員や保護者の拍手を受け、40人が入場。和泉園長が「明日からここでいっぱい楽しく遊びましょう」とあいさつすると、子どもたちは元気よく返事をしていた。
職員が人形劇で幼稚園での生活を紹介。年中児はダンス、年長児は鉄棒と跳び箱を披露し、「これから仲良く遊びましょう」と呼び掛けた。川瀬忠俊(じょうり)ちゃん(3)の入園を見守った父親の俊玄さん(32)、母親の恵子さん(33)は、「この前まで赤ちゃんだったのに、今こうしているのが不思議。元気に笑顔で通ってほしい」と話していた。(細谷敦生)