高木姉妹、追い抜きV スケートW杯帯広大会
明治北海道十勝オーバルで16日に開幕したスピードスケートのワールドカップ(W杯)は、初日から盛り上がりをみせている。女子団体追い抜きでは、幕別町出身で共に帯南商高出の高木菜那選手(26)=日本電産サンキョー=と妹の高木美帆選手(24)=日体大助手=が滑走した日本が、リンク記録を2秒28更新する2分57秒80で優勝した。佐藤綾乃選手(21)=高崎健大=を加えた、2月の平昌五輪決勝で金メダルを獲得したときと同じメンバーで臨んだ。
女子500メートルでも五輪金メダリストの小平奈緒選手(32)=相澤病院・長野=が制し、地元の辻麻希選手(33)=開西病院=も3位で表彰台に。訪れた960人の観客を沸かせた。
高木菜那選手は「平日にもかかわらず、たくさんの方に応援していただき力になっている」と感謝していた。
第2日の17日も多くの観客が応援する中、午前のディビジョンB(Bクラス)女子500メートルでは、帯三条高出で初出場の稲川くるみ選手(19)=大東大=が滑走し、3位に入った。午後6時前後から女子マススタートも実施される。
大会は18日まで。最終日は男女の1000メートルや女子3000メートルなどが行われる。開場は午前9時で、最初のレースのディビジョンB女子1000メートルは同10時ごろに開始予定。
(北雅貴)
◆大会情報
・ワールドカップ 帯広大会(全距離)-日本スケート連盟公式ホームページ
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