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ずっしり、つやつや 餅を手作り 帯広の大福亭

早朝から行われる鏡餅作り(30日午前5時半ごろ、帯広市内の大福亭弥生通り店で。新井拓海撮影)

 帯広市内の大福亭弥生通り店(西3南29、國重敏教店主)では、湯気が立つつきたての餅を職人が手際よく鏡餅に仕上げている。

 新年向けの餅作りは27日に始まり、30日は午前3時から作業開始。餅つき器で国産もち米をつき、國重店主(58)は「熱いうちに仕上げないとつやが出ない」と、熱々の餅に手を赤くしながらも手際よくきれいな円形に丸めていた。

 30日が最も忙しく、約250キロをついた他、切り餅も仕上げる。鏡餅の大きさは1合(直径6センチ、324円)から7升(同36センチ、2万2680円)まで。國重店主は「手作りの鏡餅は重みがしっかり感じられるところがいい。供え物として飾った後はおいしく食べて」と話す。

 食卓用の切り餅は、通年販売の白と豆の2種類に、年末年始用にエビやくるみなど7種類(10枚入り。白755円、他は865円)を追加する。同店の31日の営業は、午前10時から午後3時まで。(藤島諒司)

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