志賀姉妹再び活躍、今夜の中国戦で1次リーグ突破へ 五輪初ゴールの紅音「良いプレーを」
【中国・北京=北雅貴】北京五輪の女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」(世界ランキング6位)は6日午後5時40分(日本時間)から、五カ松体育館で1次リーグ第3戦で中国(開催国)と対戦する。3連勝を懸けて、これまで2試合連続で第1セットとして出場した帯広市出身のDF志賀葵(トヨタシグナス-帯三条高、帯南町中、稲田小出)、妹のFW紅音(同)が挑む。勝利すれば、1次リーグを突破し決勝トーナメントの準々決勝進出が確実となる。
前日の第2戦、デンマーク(同11位)との一戦では、初戦に続き志賀姉妹が躍動。4-1の第2ピリオド(P)終了間際、志賀紅が五輪初ゴール。10分前に1点を返された後、得点が動いていなかっただけに貴重な追加弾となった。志賀葵も第1P12分に、チームの2点目となる床秦留可(西武)のゴールをアシストした。
志賀紅は「スコアリングチャンスがありながら、なかなか決められていなかった。初ゴールしたものの、課題が多い」と浮かれることなく反省。「しっかりと修正して良いプレーをしたい」と、6日夜の中国戦に臨んだ。