春夏秋冬 ばん馬の物語 競馬場に巨大壁画
帯広競馬場にばん馬をモチーフにした巨大な連作壁画が登場した。新たなフォトスポットとして話題を呼びそうだ。
4作品によるストーリー壁画で、一つの作品の大きさは縦6メートル、横7メートル。スプレーアーティストの越後谷勇樹さんが昨年11月から制作に当たった。馬の成長をテーマに、春夏秋冬のばん馬の様子を描いた。
「命咲く春」はサクラと春の日差しを浴びた母馬と若駒、「夏めきとともに」は降り注ぐ陽光とヒマワリと健やかなばん馬、「志し秋高し」は朝焼けの中にたたずむたくましいばん馬、「煌(きら)めきの立冬」では星が輝く夜空と力強く駆け出すばん馬を迫力たっぷりに描いている。
ばんえい十勝広報は「4作品とも雰囲気が違う。立ち寄りの際には記念になる写真を撮ってもらえたらうれしい」とPRしている。(澤村真理子)