大森ガーデンでツアー客が秋の庭楽しむ 広尾
大森専務（左）の説明を受けながら庭を観賞するツアー客
【広尾】約１０００種の宿根草を育てる「大森ガーデン」（町紋別１４線、大森康雄社長）は、秋の花々が咲き誇り、ツアー客の目を楽しませている。
同ガーデンは約２・５ヘクタールの庭園（芝生含む）のほか、カフェやギャラリーなどを備えている。年間５～１０件のツアーを受け入れている。
９月３０日には、つたいツーリスト（帯広）のツアー「秋のお庭めぐり」で訪れた、帯広、音更在住の６０～８０代の女性１２人を受け入れた。庭園散策では、大森敬子専務が植物の名前や手入れの方法、プロの写真家がよく撮影するスポットなどを紹介。来場者は同じ構図で写真を撮ったり、自分が育てている植物の手入れについて質問していた。その後、同ガーデンで撮影された花の写真をギャラリーで観賞した。
ツアー客の坂井令子さん（６４）は「北海道の気象に合ったガーデンを見られて勉強になった」と話していた。
１０月中の営業はカフェとギャラリーが下旬までの予定で午後１時から同４時まで。月曜定休（祝日の場合は翌平日）。問い合わせは同ガーデン（０１５５８・５・２５２５）へ。（石原秀樹通信員）
