第26代とかち青空レディに長濱さんと菊地さん
十勝の観光と物産をPRする今年度の「第26代とかち青空レディ」に、帯広市の長濱沙彩さん(27)と菊地風花さん(21)が就任した。長濱さんは第25代からの継続。2人は24日に認証され、活動に入った。
とかち青空レディは、十勝観光連盟(梶原雅仁会長)が管内在住の20歳以上の女性を対象に募集。道内外のイベントに顔を出して十勝を売り込む。
毎年、帯広競馬場で認証式を実施しているが、新型コロナウイルスの影響で今年は中止に。24日、梶原会長から2人にたすきと認証盾が贈られた。
新たに就任した菊地さんは現役の大学生。立命館大に在学中だが、卒業までの単位をすでに取り終え、現在は帯広市内の実家に住んでいる。大学の友人から十勝のことを知っていると聞き、さらに十勝をアピールしたいと応募した。「大学生の強みを生かし、SNSを使ったPRに力を入れたい」と抱負を話す。
2年目となる長濱さんは昨年の活動を振り返り、一期一会の出会いがあり「お気に入りの場所も見つけた」と話した。今後の活動について「コロナウイルスが落ち着いたら多くの人に十勝に来てもらえるよう、魅力を発信し続けたい」と意欲を見せた。
毎年、春からのイベントなどに出向いているが、新型コロナの影響で、現時点で決まった出番はまだないという。(川野遼介)