「なつぞら」風車も 帯広市の松井さん、ペットボトルで製作
帯広市西16南1の松井英成さん(74)が、自宅の庭先をペットボトルで作った風車700個で彩った。新元号「令和」やNHK連続テレビ小説「なつぞら」をモチーフにした飾りもあり、地域住民の目を楽しませている。
松井さんは退職後、妻の絹子さん(71)と「共通の趣味を持てたら」と風車作りを始めた。毎年春から夏は風車、正月はえとをモチーフにしたアートで庭を飾っている。
今回ははしごに新元号「令和」の字を「R-1ヨーグルト」の空き容器でかたどった。横に置いたクジャクは廃品で胴体を作り、9本の尾羽は竹に小さな風車、モールをつけて完成。昨年死んだおびひろ動物園のクジャク「オカアサン」をイメージしており、松井さんは「行くたびにきれいな羽を見せてくれた」と話す。
「なつぞら」の4文字を作った飾りもあり、「日本の美学、優しさが羽ばたいていくように願いを込めた」と話している。展示は9月初旬ごろまでの予定。(松田亜弓)