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迎春準備 鏡餅づくり佳境

正月の鏡餅作りがピークを迎えた帯広市内の大福亭弥生通り店(29日午後4時10分ごろ、新井拓海撮影)

 市内の大福亭弥生通り店(西3南29、國重敏教店主)では、つきたての餅を職人が手際よく形成し、鏡餅に仕上げている。

 新年に向けた鏡餅作りは28日から始まった。國重店主(59)は午前0時半に起床し、早朝から作業を始めている。国産のもち米を餅つき器でつき、湯気が立つ熱い餅を素手で丸める。國重店主は「熱々のうちに形を整えなければきれいにならない」とこだわりを語る。

 1年でもこの時期は特に忙しい。29日は鏡餅や切り餅にするため、約130キロをついた。

 鏡餅の大きさは5合から5升まで。企業関係者は「ますます繁盛」の願いを込めて2升5合(8100円)を求めるという。また最近は、若い世代も本物の良さを求めて購入する人が増えているという。

 切り餅は、白や豆、チーズなどが並ぶ(10枚入り。白755円、他は865円)。國重店主は「手作りの鏡餅の重みを感じてほしい」と話す。

 30日は午後7時まで営業。31日は午前10時~午後3時。(細谷敦生)

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  • 正月の鏡餅作りがピークを迎えた帯広市内の大福亭弥生通り店(29日午後4時10分ごろ、新井拓海撮影)

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