ラグビーの魅力 中学生が体感 帯工高開放講座
帯広工業高校のスポーツ系学校開放講座「楽しいラグビー~楕円(だえん)のボールに親しもう!」が8月26日、同校で開かれた。市内3中学校から3年生15人が参加し、同校ラグビー部の指導で競技の特性や魅力に触れた。
同講座は、スポーツを通じて人間的成長を遂げることを目的に、2009年から毎年実施している。
帯工ラグビー部監督の田村朋弘教諭らコーチ陣が講師を務め、同部員が協力した。参加者は「ボールを持って自由にプレーできる」といった競技の特性などを座学で学んだ後、グラウンドでパスやキックなど基本の実技を教わり、最後はミニゲームに挑戦。初めて触れるラグビーボールの扱いにもすぐコツをつかみ、全力でグランドを走り、汗を流していた。
担任の薦めで参加した帯広八中の開米尚人君は「陸上部で短距離をやっており、球技は得意でないけれど、ラグビーは好きになれそう」と話していた。(長尾悦郎通信員)