「十勝ひとりぼっち農園」連載 横山裕二さんトークショー 帯広
「十勝ひとりぼっち農園」の作者で漫画家の横山裕二さん(42)を招いたトークショーが1日、帯広市内のとかちプラザ・アトリウムで開かれた。横山さんは集まったファンら約50人を前に、漫画家の仕事や十勝の印象などを語った。
十勝毎日新聞社の地域特集「まちマイ」の最終回を記念した「まちマイ感謝祭」のイベント。横山さんは「日本一のカレー作り」のため2017年冬、東京から帯広に移住。野菜栽培をしながら週刊少年サンデー(小学館)で自らの生活を題材に「十勝ひとりぼっち農園」を連載している。
横山さんが漫画家を目指したきっかけは「小3の時に友人が『キャプテン翼』の影響でサッカーを始め、『漫画ってすごい』と感じた」こと。その後、「大学を卒業して1年後くらいに漫画家になることを思い出した」という横山さんは29歳で漫画家デビューを果たし、「十勝好きな編集長」の影響で移住した。十勝を気に入り、「永住したい」と横山さんが話すと、会場は温かい拍手に包まれた。「十勝では人に声を掛けてもらうことが多くなり、すごく幸せ」と笑顔で語った。
来場した星川広志さん(57)は「十勝の人が当たり前に感じていることを違う受け止め方で語っていた。話すこと全てが面白かった」と楽しんだ。トークショーの進行役はFM-JAGAパーソナリティーのmihoさんが務めた。(沖田唯可、藤島諒司)
連載漫画
・十勝ひとりぼっち農園 勝毎出張編
連載記事
・十勝ひとりぼっち農園日記
Twitter
・横山裕二農園長(@gessanyokoyama)-作者のTwitterアカウント。近況などあり。