十勝路を疾走 ラリー北海道開幕
国際ラリー「ラリー北海道2017」(アジアパシフィックラリー選手権=APRC=第5戦、全日本ラリー選手権第7戦、ジャパンスーパーラリーシリーズ第3戦)が15日、帯広市内の北愛国・スペシャルステージ(SS)で開幕した。2日目の16日は、陸別町などにある林道のSSで競技が行われた。
陸別の林道コース「リクベツロング」でのSS2は晴天の下、午前8時28分に始まり、山間にエンジン音が響き渡った。APRCはガウラブ・ギル選手(シュコダファビアR5)がステージトップタイムの3分28秒0をマーク。全日本では、優勝を狙う奴田原文雄選手(ADVAN-PIAAランサー)がコースアウトする波乱があった。
ラリーカーが水しぶきを上げて疾走するウォータースプラッシュポイントには、レインコートを着てより近くで観戦できる新企画「陸別ジャパーンシャワー」を設置。札幌市から両親と訪れた河村達君(8)は「たくさんの水が飛んできて、洪水の雨みたいだった」と迫力ある走りを楽しんでいた。
競技は17日まで行われる。(長谷川正人)