ハーブで健康も美容も 増岡麻水さん まちマイ幕別編
札内共栄町 教室を主宰
札内共栄町の増岡麻水さん(42)はハーブに魅せられ、自宅の庭で50~60種類を育てる。華やかな香りに包まれた暮らしを楽しむほか、趣味が高じて教室も主宰する。「ハーブは毎日食べて、飲めて、美容にも良い。生活の一部として毎日の健康維持につながる」と、ハーブの魅力を話している。
増岡さんは2014年、日本メディカルハーブ協会の専門資格「ハーバルセラピスト」を取得。町民向け講座を開いたところ反響が大きく、翌年から自宅で「ハーブ教室&サロンアンジェリカ」を始めた。今月から会場を「体験Lab&Cafe(eの上に´:é)ブリエ」(帯広)内に移している。「アロマやハーブは敷居が高いと思われがちだが、身近で気軽なもの」と強調する。
過去に体調を崩した際、自身の健康管理にとハーブに興味を持ったのが始まり。リフレクソロジー(足裏健康法)や整体を学び、温泉地などでマッサージの仕事をしていた頃、ハーブに詳しい専門家と知り合い、作用や効能を教わった。
その後十勝に移り住んで結婚。出産し、子育てで実際にハーブを使ってみた。おむつの蒸れなどで荒れた赤ちゃんのお尻に、カモミールティーの出がらしを使ったところ、改善効果を実感したという。
現在地に庭付きの家を建てたことで、ハーブ栽培はさらに本格化。増岡さんは「ハーブは地中海原産が多く、十勝の暑さや湿気の少ない気候に適している」と、探求に余念がない。(村瀬恵理子)
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