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埋却完了を報告 清水・高薄町長

 【清水】定例会は20日午前10時に再開。高薄渡町長は行政報告で、町内の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザについて「家禽(かきん)感染は道内初事例であり、資材調達の遅れと冬季による作業の難航が重なった。計画通りに作業は進まなかったが、(20日)午前7時に埋却が完了した」と述べた。また。道などによる今後の防疫体制について、池守輝人農林課長は「町には示されていない」とした。

 養鶏場の消毒終了から10日後と、21日後に道が清浄性確認検査を行い、ウイルスが検出されなければ正常化と判断されるという。この間、清水と新得両町に設置した10カ所での消毒作業は十勝総合振興局が継続する。

 処分した鶏の個体に対しては100%補償がある他、半径10キロ圏内の出荷停止などの損害には融資による支援があるとし、池守課長は「今の段階で町独自の支援策は検討中」とした。

 台風10号に係る災害復旧費など4億6666万円を追加する今年度の一般会計補正予算、町議会委員会条例の一部改正など議案5件を原案通り可決。JR北海道への経営支援を求める意見書を可決し、閉会した。(小寺泰介)


◆関係機関の高病原性鳥インフルエンザに関するサイト
対策、相談窓口など各種情報(PDFリーフレットダウンロード)-十勝総合振興局公式ホームページ
環境省からの高病原性鳥インフルエンザに関する情報-環境省公式ホームページ
農林水産省からの鳥インフルエンザに関する情報-農林水産省公式ホームページ
農研機構からの高病原性鳥インフルエンザに関する情報-農研機構公式ホームページ

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