工場探訪「モーモーベンチ FRPウチヤマ(帯広)」
想像力と高い技術の造形
FRP(繊維強化プラスチック)製の各種製品を製造する「FRPウチヤマ」(内山浩志社長)。同社オリジナルの牛型ベンチ「モーモーベンチ」や牛の模型は、道の駅や観光牧場な...
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想像力と高い技術の造形
FRP(繊維強化プラスチック)製の各種製品を製造する「FRPウチヤマ」(内山浩志社長)。同社オリジナルの牛型ベンチ「モーモーベンチ」や牛の模型は、道の駅や観光牧場な...
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(1)素材と型 FRPのもととなるガラス繊維のマットと発泡スチロールを削り出した原型から作ったFRP製の型。2つを使い、作業を進める
(2)裏打ち成型 型に白色のプラスチック溶剤(ゲルコート)を塗り、ガラス繊維のマットを脱泡ローラーで丁寧に貼り付けていく。マットの枚数で製品の強度が決まるため、各部位の強度計算も必要となる
(3)脱型 FRPが硬化しきらないうちに複数の型を組み合わせて全体の形を作り、硬化後に型を取り外していく。型の数はベンチと子牛は13ピース。複雑な形ではさらに型の数が増える
(4)整形 脱型した造形の節目などの凹凸を丁寧にパテで整えていく。仕上げに影響する重要な作業だ