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応援の松山千春氏、鈴木宗男氏「あすも来る」足寄初戦降雨で順延、夏の高校野球北北海道大会1回戦

応援にきていた足寄高校OBの(右から)歌手の松山千春さんと鈴木宗男参議院議員。鈴木議員は「順延は残念。明日も応援に来る」とコメント(長尾悦郎撮影)

 【旭川】夏の甲子園大会への最終関門となる高校野球の第105回全国選手権大会北北海道大会は13日午前9時半から、旭川スタルヒン球場で開幕試合の1回戦・足寄(初出場)-士別翔雲(名寄支部、5年ぶり4度目出場)戦を開始予定だったが、開会式前の降雨のため同11時15分に開始時間を変更した。しかし午前10時から開会式を実施後に再度の降雨に見舞われたため、この日の試合日程(1回戦3試合)を1日順延した。開幕試合は14日の第1試合(午前9時開始)となる。

 北大会初出場の快挙を遂げた足寄ナインを応援しようと、スタンドには足寄町や後輩の雄姿を見ようと同校OBらが駆け付けた。歌手の松山千春さんと共に後輩たちを見守った同校野球部OBの鈴木宗男参議院議員は「順延は残念だが、あすも応援に来る」。ベンチで待機していた足寄ナインは、順延が決まると応援席に向かって整列してあいさつした。

足寄ナイン、仕切り直しの初戦に向けて準備万端
 足寄ナインは13日午前7時前に旭川スタルヒン球場入り。同9時半開始の開幕戦に備えて、天候を気にしながらウオーミングアップに励んでいたが、雨脚が強くなり中断。開会式が終わった後もベンチで待機していたが、道高校野球連盟から同11時半ごろに順延が告げられ、残念そうな表情を見せた。

 足寄は仕切り直しとなった14日の試合(午前9時開始)に向けて、13日午後は軽めのメニューで調整する。「多くの方に応援に来ていただいたので試合をしたかったが…。準備する時間が増えたとプラスに捉えたい」と池田剛基監督。斉藤新主将(3年)は「あすもやることは変わらない」と気持ちを切り替えていた。(小野寺俊之介) 


◆高校野球
第105回夏の甲子園 北北海道大会-勝毎電子版特設ページ

関連写真

  • 雨天順延が決まり、応援団にあいさつする足寄ナイン(須貝拓也撮影)

    雨天順延が決まり、応援団にあいさつする足寄ナイン(須貝拓也撮影)

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