全国建設青年会議 12月の全国大会に向け国交省と意見交換
【札幌】12月に札幌で開催予定の「2021年度全国建設青年会議・第26回全国大会」(萩原一宏大会会長=萩原建設工業専務)に向けた国土交通省との意見交換会が1日、市内で開かれた。オンラインで全国の会場を結び、国交省大臣官房の廣瀬昌由技術審議官らと青年会議の各ブロック会長が、働き方改革などに関して意見を交わした。
意見交換会は、12月の本大会の準備会合。冒頭、大会会長の萩原氏が「今回は働き方改革とともに、新技術・新工法、コロナ対策をテーマに設定し、全国9ブロックから多くの意見を寄せていただいた。時間内で可能な限り、議論を尽くしたい」とあいさつ。
廣瀬技術審議官は「全国の建設業の皆さんには、コロナ禍の中で豪雨災害などの復旧・復興作業に尽力を頂いている。建設業の新3K(給与・休暇・希望)を実現するため、しっかり意見交換したい」と語った。
意見交換会では、24年4月に罰則付き時間外労働規制が建設業に適用されることを見据え、週休2日制に関する課題と提案などが話し合われた。(奥野秀康)
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