「ばん馬パン」8日限定で5種類を30個ずつ販売
ばんえい競馬にちなんだパンのデザインを公募した「ばん馬ぱんコンテスト」(NPOとかち馬文化を支える会主催)の受賞作品5種類が、8日限定で帯広競馬場内のとかちむらで販売される。各30個で売り切れ次第終了。
全国から102点の作品が集まり、とかちむらでパンを販売する「あさひや」「ちいさな街のパン屋さん」「リスどん」「ペイストリーストーブハウス」が投票し、製造するパンを決めた。
大賞の「うまろん」は、あさひやが製造。ばん馬の顔にクッキーやマロンペーストで秋らしさを取り入れた。この他の受賞作では競馬コースの障害に見立てたパンはソーセージとチョリソーを使用。蹄鉄(ていてつ)をかたどった作品はハード系のパンを使った。他に当初のデザインに加えて冬らしさを出すためにクリームを入れるなど、各店が工夫を凝らしたパンに仕上がった。
同会の旋丸巴専務は「新型コロナウイルスで馬に触れる機会がなかったが、お子さんやパン屋さんにも楽しんでもらった。当日はぜひ買いに来てほしい」と呼び掛けている。
パンは1個200円。とかちむら産直市場で販売する。午前10時~午後7時。(川野遼介)