なつぞら出演者による動画製作へ 応援推進協
十勝がロケ地となったNHK連続テレビ小説「なつぞら」の応援推進協議会の幹事会(幹事長・礒野照弘帯広市経済部参事)が1日、帯広市内で開かれた。受け入れ態勢整備事業として、出演者が北海道ロケの思い出を語る動画の製作を行うことを決めた。
当初は、とかちマルシェかおびひろ氷まつりに出演者を招く予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにイベント開催が困難なため、代替案として企画。北海道の交付金を活用して実施する。
出演者や動画の構成はNHKなどと交渉して決める。動画はロケセットを展示している真鍋庭園のほか、ロケ地となった陸別などでも放映し、誘客につなげたい考え。
なつぞらは9月25日から台湾の日本番組チャンネル「緯来日本台」でも放送されており、これに合わせて十勝の観光特別番組(30分)を製作して6回放送する。
礒野幹事長は「台湾でもなつぞらが放送されているので、これを期に今後も取り組みを続けたい」とあいさつした。(川野遼介)