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なつぞらパネル 展示を1年間延長 応援推進協

放送終了後も公開される情報発信拠点(とかち物産センター)

 NHK連続テレビ小説「なつぞら」応援推進協議会は、帯広市内3カ所にある情報発信拠点の番組紹介パネルなどの展示期間を1年間延長し、来年9月末までとした。放送終了後も、「なつぞら効果」による観光需要を想定した。

 25日に帯広経済センタービルで開かれた幹事会(幹事長・礒野照弘帯広市観光航空戦略担当部長)で報告した。

 情報発信拠点はとかち物産センター(帯広駅エスタ東館2階)、藤丸7階催しサロン、とかち大平原交流センターの3カ所に設置。NHKサービスセンター主催の「なつぞら展」として展示を続けてきた。全体の入り込み客数は5万3987人(8月末現在)となっている。

 当初は放送が終了する28日までの展示予定だったが、放送終了後も観光客に見てもらうよう、パネルなどの物品は来年の9月末まで借り受けることでNHKと調整した。NHKからは撮影で使用した小道具など200点以上を譲り受けており、一体的に展示できる会場を町村も含めて検討する。とかち大平原交流センターでは、秋から冬にかけて馬そりや歩くスキーなどの体験イベントを企画、なつぞらの雰囲気を感じられる仕掛けを続ける予定だ。

 また10月中に、13年の連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台になった岩手県久慈市と、大河ドラマ「真田丸」の舞台の長野県上田市を視察。放送終了後の両市の取り組みを参考に、来年度事業を検討することにしている。(川野遼介)

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