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建管がブロック塀安全点検 大阪地震受け

ブロック塀の高さやひび割れなどを確認する帯広建設管理部職員

 18日に大阪府北部で発生した地震で小学生がブロック塀の下敷きになって死亡したことを受け、19日、十勝総合振興局帯広建設管理部は管内で緊急点検を始めた。20日まで音更、幕別、芽室の3町の人口が密集する住宅街を回り、構造や劣化状況を確認する。

 同部には19日現在で国や道庁からの点検要請はないが、独自に実施した。19日は音更町内で町職員と宝来地区を巡回。高さや厚さのほか、傾きやひび割れを確認し、建築基準法に適合しているか調べた。

 宝来地区では33のブロック塀があり、目視点検では違反や危険性の高いものはなかった。塀の内部は確認できないため、所有者にパンフレットを配って転倒防止対策などを呼び掛けた。

 点検に参加した振興局の星野信哉副局長は「状況を確認し、所有者に安全性を意識してもらえるよう点検したい」と話していた。

 20日は幕別町札内地区、芽室町本町地区で点検する。今後、その他市町村の点検も検討する。(伊藤亮太)

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    ブロック塀の高さやひび割れなをを確認する帯広建設管理部職員

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