帯廣神社で煤払式
すす払いを行い社殿を清める神職と奉仕者ら（２８日午前９時半ごろ、新井拓海撮影）
帯廣神社（大野清徳宮司）で２８日、１年の汚れをはらう煤払式（すすはらいしき）が執り行われた。
一般家庭での大掃除に相当する神事。帯廣神社氏子会（阿部守会長）と同神社祖國神道会（佐藤裕会長）の役員会員ら７人が参列。大野宮司らと共に、長さ４メートルほどの竹の先にササを付けた「斎笹（いみざさ）」などを使い、社殿内部の天井や壁、外ではさい銭箱の周りや神門のほこりを落とした。
神事の後、大野宮司は「昨年は災害の年だったが、今年は農業での豊作など良い年だったと思う。この運気が新年につながれば」と話した。
同神社では３１日午後３時から大祓（おおはらい）式を執り行い、同５時の除夜祭で１年を締めくくる。元日は午前０時に太鼓を打ち鳴らす開運祭で新年を迎え、同６時から歳旦（さいたん）祭を行う。（大木祐介）
