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フクロウ死骸から鳥インフル 上士幌

 【上士幌】十勝総合振興局は12日、町内で回収した野鳥のエゾフクロウ1羽の死骸から、鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。感染力や致死率の高い高病原性鳥インフルエンザかどうかを北大で調べる。結果は1週間程度で判明する見込み。

 振興局によると、11日午前に同町郊外の民家で、弱っているフクロウを住民が発見。管内の動物病院に運ばれたが、同日夜に死んだ。12日に振興局が簡易検査を実施。振興局によると、回収場所近くで衰弱したり、死亡したりした野鳥は12日夜時点で発見されていない。

 道内では今季、11月下旬に苫小牧市で、今月2日に北見市でそれぞれ発見された野鳥の死骸から、高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が出ている。

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