電気工事体験も 高等技専で小学生ものづくり教室
道立帯広高等技術専門学院(山科良明学院長)で27日、夏休みの恒例イベント「小学生ものづくり教室」が行われた。子供たちは電気工事などの体験の他、工具を手に保護者と協力しながら工作にも取り組んだ。
親子連れ30組が参加した。同学院の5科(電気工学、金属加工、自動車整備、建築技術、造形デザイン)を回り、工事や整備など仕事の一端を模擬体験し、腰掛けや木製時計、ウインドチャイムを作った。
このうち、電気工学科では模擬電柱を使った防犯灯の取り付けを体験。ヘルメットと安全ベルトを装着した児童は職員の指導を受けながら、レンチを使い電線を接続。最後に電流を流し、明かりが灯ることを確認した。
幕別白人小6年の高薄剣心君は「電気がついた瞬間はうれしかった」と笑顔。母の和子さん(42)は「楽しく工作もしながら、子供の自由研究にもなる」と喜んでいた。(高津祐也)
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