多様なジャンルの力作展示 とかち文化まつり開幕
総合芸術祭「第11回とかち文化まつり」(NPO十勝文化会議主催)が31日から、帯広市内のとかちプラザと帯広市民ギャラリー(JR帯広駅地下)の両会場で始まった。
帯広市民ギャラリーでは、今年のテーマ「未来交響-地の鼓動」に添って制作した美術や書道、写真、文芸、華道の全5部門91人の力作が展示された。
美術部会の小川清さんは、携帯電話を見つめる人を描いた不思議な雰囲気の油彩画「SOLITUDE」を出品。華道部会の赤間良泉さんは、明るいヒマワリが印象的な生け花を発表した。訪れた人は異なるジャンルの各作品が演出する魅力を楽しんでいた。
展示はとかちプラザでも4日まで行われ、四角柱やモニュメントが設置されている他、11月2日には、舞台発表や学習会などのイベントも行われる。市民ギャラリーは5日まで。両会場とも時間は午前10時~午後7時(最終日は同4時)。(山岡瑠美子)