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帯広野草園 60年目の開園

カタクリを観察する来園者(29日午前10時半ごろ)

カタクリなど咲く
 開園60年を迎えた帯広市野草園(緑ケ丘公園内)は29日午前9時、今年度の営業を開始した。帯広の正午までの最高気温は19・3度と絶好の行楽日和となり、かれんな春の草花が来園者を出迎えた。

 園内には約380種の植物があり、四季折々の自然を楽しむことができる。初日は開園の集いが行われ、先着200人にペチュニアの苗が贈られた。

 来園者は散策路をゆったり歩きながらカタクリやアズマイチゲ、エゾノリュウキンカなどの花を見て回った。帯広の佐々木絹子さん(82)は「サクラもいいが、楚楚(そそ)とした野草が大好き。何度来てもすてきな場所」と笑顔だった。

 野草園を管理する市児童会館の三好和仁館長は「温暖化の影響で生態系は変化している。環境にも関心を持ってもらえれば」と話していた。

 開園時間は午前9時~午後4時半。入園無料。10月31日まで。(池谷智仁)

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