高らかに誓いの鐘 幸福駅ハッピーセレモニー今季スタート
帯広市内の旧国鉄広尾線幸福駅で26日午後1時から、ウエディングイベント「幸福駅ハッピーセレモニー」(帯広観光コンベンション協会主催)が開かれた。今シーズンの初日は1組のカップルが参加し、親族や同駅を訪れた観光客から祝福を受けた。
同事業は「恋人の聖地」として思い出をつくってもらおうと2002年にスタートした。
初日のセレモニーは、中札内村の会社員塩田敬祐さん(23)と同じく同村の会社員加奈美さん(23)夫妻が参加した。建て替えた駅舎では初のセレモニー。約50人が見守る中、2人は駅舎近くにある幸福の鐘を鳴らした。
ウエディングドレスとタキシードに身を包んだ2人が、立会人の米沢則寿市長の前で記念証に名前とお互いへのメッセージを書き込んだ。
同セレモニーはこれまで、2695組が行っている。今季は11月3日までの金-日曜、祝日(7月20日~8月20日は毎日)実施。参加費は2人一組3000円。
申し込みは幸福ハッピーダイヤル(0155・67・6611)へ。
(関坂典生)