信正堂書店が任意整理/唯一の藤丸店を閉じる 市内の老舗
全国的に老舗書店の廃業が相次ぐ中、帯広市内の書店としては最も古い信正堂書店(市西2南8、荘田喜與志社長)は30日、唯一の店舗だった藤丸店を閉店、事後処理を弁護士に委任して任意整理に入った。書籍販売の減少や大手進出などから経営環境が厳しくなり、決断した。
同社は1927年、市内最初の書店として大通南11で創業。82年には藤丸に開店して2店を展開、96年からは藤丸店に集中して営業...
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