十勝毎日新聞 電子版

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こちら編集局 つながる かちまい広場

より詳しく 身近に
10月から新紙面 新企画続々
まちの話題「ワイド19」で


 十勝毎日新聞は10月1日から、紙面の一部をリニューアルし、新しい企画ページやコーナーがスタートします。この「つながる かちまい広場」も編集局と読者のみなさんをつなぐ“双方向交流”のページとして、毎月1回、月末に掲載します。新紙面のテーマは「より詳しく」「より身近に」です。話題のニュースの裏側や、より生活に密着した情報をお届けしますので、お楽しみにお読みください。



 なぜ?に応える解説面
 毎週土曜の3面には、「解説のページ」が登場します。読者の「もっと知りたい」「なぜ?」に応える紙面を目指します。

 十勝発や十勝にも関係する全国の話題を掘り下げて伝えるコーナー「もっと詳しく!」。Q&Aスタイルで話題のニュースやテーマのなぜを分かりやすい言葉で伝える「ぴぴっとQ&A」などを掲載します。

 町村のページ「ぐるっと18」を、帯広の話題も含む「ワイド19」にリニューアル。火-金曜に毎日カラー刷りの「総合面」を新設し、町村の話題を彩り豊かに、充実させてお届けします。

充実の「総合面」
 総合面は、地域の話題をクローズアップする「リポートT」(火曜)、旬の人のインタビュー「たうんトーク」(隔週土曜)、地域の歴史を掘り起こす「あの時の記憶」(同)などの企画、話題の人を紹介する「談らん」(火-金曜)など盛りだくさん。帯広出身でイタリア在住の写真家仁木岳彦氏の寄稿「ミラノ・エッセー」(随時)も始まります。

 町村のページは近郊、東・東北、西北、南の4方面を3方面(「音更・上士幌・士幌・足寄・陸別・本別」「幕別・池田・豊頃・浦幌・広尾・大樹」「芽室・新得・清水・鹿追・中札内・更別」)に再編成し、総合面と合わせてニュースの質も量も充実します。

サブカルに注目
 健康や趣味などさまざまな分野の話題を特集するページでは、より身近に関心のある「自分ごと」の話題をお届けします。

 生き生きと暮らす高齢者の話題を取り上げる「シニア」(水曜)、主に30~40代の働く女性に関心の高いテーマにフォーカスした「Woman」(金曜)、若い世代の趣味の世界をぐっと深掘りする「ALL ABOUT」(土曜)がスタート。ヘルシーなメニューを紹介する「美活食レシピ」など新コーナーも始まります。

 アウトドアや釣り情報を充実させた「レジャー」(木曜)、十勝の育児世代を応援する「子育て」(日曜)、医療・健康情報満載の「健康」(月曜)も、新企画などで充実して続きます。

 「つながる かちまい広場」(月末)は、読者との相互交流のページです。記事制作の裏話などもこそっと(?)見せちゃうかも! 「こちら編集局」では、今月の話題の記事の舞台裏を記者自らが語り、来月の紙面の見どころを先取り紹介。10月にスタートする「かちまい読者モニター制度」で寄せられた読者の声や人気だった記事をランキングで紹介するコーナー、かちまい愛読者が登場する「私とかちまい」、日々地域の取材に駆け回る通信員のコーナーもあります。

 このほか、各紙面に掲載されている記事のタイトルやカットを大幅リニューアルし、ぐっと見やすくなります。新しい紙面をどうぞご期待ください!



多くの住宅が倒壊した熊本地震の被災地(2016年5月、熊本県益城町。塩原真撮影

「直下型」の危険検証 熊本地震被災地を取材

 昨年4月に発生し、直接の死者50人、住宅全壊約8600棟に上る甚大な被害をもたらした熊本地震。十勝毎日新聞は発生1年半を迎える10月に、十勝でも可能性がある直下型地震の恐ろしさを伝える企画記事を、熊本現地取材をもとに掲載します。

 かちまい編集局は昨年4月の発生直後と1カ月後に、本社記者とカメラマンを現地に派遣し、緊迫する被災地の状況を紙面でお伝えしました。昨年6月には緊急企画「急がれる耐震化 熊本地震の教訓」を全3回連載するなど、活断層を抱える十勝でも必要な備えを考える記事を掲載してきました。

 今回は現地に社会部の松田亜弓記者と塩原真カメラマンが入り、発生から1年半がたった被災地の今と課題をお伝えします。改めて十勝の防災を考える機会になればと願っています。

9月19日付 台風18号で増水 再び避難 水門に緊張

◆編集局地方部記者 眞尾敦

 18日、幕別町内の猿別水門付近から川を見守りながら、1年前の出来事を思い出していました。

 昨年8月末、台風10号による大雨が十勝を襲いました。徹夜で避難所の取材を終えた朝、「猿別の住民がボートで救助されている」との情報が。慌てて現場に駆け付けると周囲が見る間に浸水し、記者の車も水をかき分けて進みました。

 「一体なぜ。堤防が決壊したのか」と考えましたが、原因は猿別水門からの本流・猿別川の逆流も含めた旧途別川の氾濫。不具合による水門の閉め遅れが被害拡大の要因で、国が一部賠償することとなりました。

 今年も青空が見えた18日午後、同じ地域に避難指示が発令されました。また慌てて現場に行き、水門操作の様子を取材しました。

 幸い今回は正常に作動。一時は堤防からあふれるすれすれとなったものの、水門の効果もあってか最終的に洪水は免れました。

 昨年の台風で被害を受けた住民や事業者の苦労は、いまなお続いています。報道機関の使命として、その後をしっかりと報道すると同時に、防災の重要性について日々の紙面で検証していかなければならないと考えています。

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