上士幌町と十勝EdTechがプログラミング教育で連携協定
プログラミング教育を推進する十勝EdTech(エドテック)コンソーシアム(神山恵美子代表)と上士幌町教委は14日、連携協力協定を結んだ。エドテックに加盟する帯広コア学園が運営する帯広コア専門学校の学生を小・中学校のクラブ活動などに派遣し、指導の支援を行う。
エドテックは昨年、帯広コア学園、更別村、北海道熱中開拓機構(更別)など10者で発足。2020年度の小学校のプログラミング教育の必修化やAI(人工知能)時代に対応する人材育成を狙う。更別村では昨年、子どもが自由にプログラミングを学べる場所を設置している。
エドテックに加盟している更別村を除き、管内市町村と連携協定を結ぶのは初めて。授業やクラブ活動などに帯広コア専門学校の情報ビジネス科、高度情報ビジネス科の学生を派遣し、パソコンの操作方法などのサポートを行う予定。
調印式は帯広コア専門学校で行われ、神山代表と上士幌町の小堀雄二教育長が協定書を交わした。小堀教育長は「皆さんの力を借り、共に学び合える環境で楽しみながら進めていければ」、神山代表は「学生も教えることを通じて学びを深めることができる。子どもたちにはたくさんのことを身に付けてほしい」と期待した。(松田亜弓)