大平原交流センターに開拓時代体験エリア
帯広市内のとかち大平原交流センター(川西町基線61)の旧川原邸に3日、昔の農作業や暮らしぶりを体験できる「カイタク時代体験エリア」がオープンした。子どもたちが手作業の豆選別などを楽しんだほか、オープンを記念して開設したカフェでイモ団子を味わった。
指定管理者のいただきますカンパニー(本社帯広、井田芙美子代表)が、昭和初期の住宅建築様式を残し、特徴的な装飾もある旧川原邸を、広く地域の人に知ってもらおうと体験コーナーを作った。
この日は午前から親子10人が訪れ、体験コーナーにある拳玉やお手玉で遊んだり、着物を着たりして楽しんだ。花園小4年の山越芽依さん(9)は「豆の選別は楽しかった。今は機械だと思うので、昔の人は手作業で大変だったと思う」と話していた。
入場無料。午前9時~午後5時。月曜(祝日の場合は火曜)定休。イモ団子と黒豆茶を500円で提供するカフェは6日まで行っている。カフェの時間は午前10時~午後2時。問い合わせは同センター(0155・53・4780)か、センターのフェイスブックページへ。(伊藤亮太)