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白樺学園GK佐藤永基アイホケ日本代表入り高校生唯一

男子日本代表に10代でただ一人選ばれた白樺学園高アイスホッケー部のGK佐藤永基(塩原真撮影)

 アイスホッケーの国際親善試合「ユーロチャレンジ」(ハンガリー・9~12日)に出場する男子日本代表メンバーに白樺学園高1年生のゴールキーパー佐藤永基(えいき、16)が選ばれた。日本アイスホッケー連盟が2日に発表した。男子日本代表23人の大半は20代から30代のアジアリーグに所属する実業団チームやクラブチームの選手が居並ぶが、10代でしかも高校生は佐藤ただ1人。栄えあるフル代表に選ばれた佐藤は「今後のアイスホッケー人生に役立つ経験をたくさん積んできたい」と目を輝かせている。

 ユーロチャレンジには、日本、イタリア、ポーランド、ハンガリーの4カ国の代表チームが参戦。日本は6日から大会が開催されるハンガリー・ブタペストで事前合宿を行う。10日にイタリア、11日にポーランド、12日にハンガリーとそれぞれ対戦する。

 男子日本代表はGK3人、DF8人、FW12人で構成。GKは栃木日光アイスバックスの福藤豊(35)、王子イーグルスの成澤優太(30)と佐藤。FW陣には白樺学園高出で王子イーグルスの三田村康平(25)もいる。白樺学園高の湊谷匡晃監督は「次代を担う若手育成の枠で佐藤が選ばれた。おごることなく精進してほしい」とエールを送る。

 佐藤は苫小牧市出身。身長173センチ、体重65キロ。苫小牧東中を卒業後に白樺学園高に進んだ。小学生の頃に観戦した高校アイスホッケーの試合で白樺学園高が駒大苫小牧高に勝利するのを見て憧れ、十勝に進学して鍛え続けている。佐藤は日本代表での戦いに向けて「シュートやプレーのスピードなど高校生とはレベルが違うと思うが、気後れせずに頑張りたい」と闘志を燃やしている。(内形勝也)

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