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芽室産リンゴでアップルパイ 旭屋商店

町内の松下リンゴ果樹園のリンゴを使ったアップルパイと中島社長

 【芽室】町内のパン店「旭屋商店」(東1ノ3、中島将好社長)が町内の松下リンゴ果樹園(北明西6線16、松下忠雄代表)のリンゴを使った新商品「芽室アップルパイ」を発売した。中島社長は「原材料はほぼ芽室産で安全・安心です」とPRする。

 同店では長年フリーマガジン「Chai」へ広告を掲載しており、10年以上前から毎月1回、発行日に合わせて新商品を発売している。「大変だが、自分のモチベーションにもなる」と中島社長は話す。

 今年7月、同店に客として訪れていた松下代表に芽室産リンゴでのアップルパイ製造を相談したところ、同果樹園の看板商品「ひめかみ」を勧められた。将来性を見込んで同果樹園で増産している品種で、松下代表は「生食でもおいしいし、果肉も崩れにくく加工品もいける」とする。

 アップルパイは食感を残すためにリンゴを大きめにカットし、生地は芽室産の小麦「キタノカオリ」を使用した。リンゴの酸味と生地の甘みが生かされ、試食にも協力した松下代表は「素材の良さを引き出している」と太鼓判を押す。

 中島代表は「来年には(地元産食材を使ったメニューが並ぶ)『めむろまるごと給食』でもアップルパイを提供できれば」と話している。

 1個200円。営業時間は午前9時~午後6時半。日・月曜定休。問い合わせは同店(0155・62・2950)へ。
(澤村真理子)  

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