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ハウステンボス花の世界大会、広尾の大森ガーデン出展

考案したガーデンデザインを手にする大森専務。9月から現地で造成に入る

 【広尾】10月7日から11月5日まで長崎県佐世保市のハウステンボスで開かれる「花の世界大会」のコンテストに、大森ガーデン(町紋別14線、大森康雄社長)が考案した庭園が出展される。国内のガーデナーが手掛けた8作品とともに賞を争う。大森敬子専務は「北海道の植物を使い、ダイナミックにつくって北海道らしさを見せたい」と話している。

 花の世界大会は2010年に始まり、名称を変えながら毎年開かれている。昨年は期間中20万人が来場した。今年は花とガーデンの2部門に、コンテストのほか著名アーティストの特別展示、一般公募の作品展示があり、世界16カ国160作品が並ぶ。

 大森ガーデンは1000種以上の宿根草を扱うガーデンショップ。昨年の同大会ではオランダの世界的植栽デザイナー、ピート・ウードルフ氏が手掛けた作品に草花を提供した。今年はコンテストに応募。大森専務が構想を練ったデザインは「花が多く華やかで、テーマに設定したパーティーガーデンに合っていた」(ハウステンボス)と、9作品の1つに選ばれた。

 ペッシカリアやアスター、ヘリオプシスなどの花や、ミスカンサス、デシャンプシャなどの草を合わせて36種2000株を使う。牧場の跡地に造ったガーデンをイメージし、サイロやウッドデッキも配置するという。

 大会に向け、9月から大森専務が現地に赴き、造成を始める。大森専務は「北海道にこれだけの美しく、鑑賞価値がある花があることを見せられたら」と話している。(伊藤亮太)

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