青空の下、２３６匹泳ぐ 大樹・歴舟川清流鯉のぼり
空を泳ぐ「コイノボリ」に歓声を上げる町内の保育園児たち（２１日午前１０時ごろ、金野和彦撮影）
【大樹】全国屈指の清流として知られる歴舟川に２１日、今年もこいのぼりが登場した。青空の下、川幅約２５０メートルに２３６匹が連なり、下流からの風を受けてはためいている。
「歴舟川清流鯉（こい）のぼり」（町、町観光協会主催）の名称で親しまれ、今年で２７回目を迎えた。この日は午前９時、関係者約２０人が大樹橋の上流側に集まり、川の両岸に渡したワイヤーにこいのぼりを１匹ずつ取り付けた。
同１０時すぎには大樹北、大樹南の両保育園の園児たちが訪れ、河川敷に飾られた小さなこいのぼりに触れて遊んだ。上杉霞奈ちゃん（５）は「お魚みたいに泳いでいて気持ち良さそう」と喜んだ。
こいのぼりの数は、付近を通る国道２３６号にちなむ。町観光協会の高橋英昭会長（７１）は「こいのぼりを目にする機会が減る中、元気に泳ぐ姿を見てほしい」と話す。５月７日まで飾る予定。（深津慶太）
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