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全校児童と共演も 東京フィル 帯広西小で演奏会 

プロの演奏家の生演奏に合わせて、ボディーパーカッション。練習を重ね、当日も共演する

 東京フィルハーモニー交響楽団によるコンサートが13日、帯広西小学校(大瀬清嗣校長、児童237人)の体育館を会場に開かれる。楽団員約80人が訪れ、オーケストラの名曲を演奏するほか、子どもたちの発案で歌詞を作った楽曲を全校児童の合唱で共演する。

 文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」の一環で、一流の文化芸術団体の巡回公演によって未来の芸術家育成や子どもたちの想像力や思考力を養うのが目的。今年度は十勝管内での実施は同小のみ。

 コンサートに先だって11月25日には、同楽団のバイオリニストら5人が同小を訪れ、鑑賞指導や共演に向けた授業を行った。

 児童はオーケストラの楽器や仕組みについて学んだ後、共演する楽曲作りに挑戦した。「帯広や学校の良いところ」を児童が提案し、司会の山本愛香さんが繋ぎ合わせて一つの歌詞を製作。当日は交響詩「フィンランディア」(シベリウス作曲)にのせて、全校合唱で届ける。また、交響曲第五番「運命」(ベートーヴェン作曲)に合わせたボディーパーカッションも練習し、全身で音楽の魅力を味わった。

 成田柚那さん(6年)は「即興で歌を作ったり、ボディーパーカッションも面白くて勉強になった」と笑顔。本番に向け、岩上凌大君(同)は「一緒に演奏できるのはなかなかない機会。しっかり練習して、本番を楽しみたい」と意気込んでいる。

 当日の開演は午前10時45分から。入場無料。問い合わせは同校(0155・37・2004)へ。(松田亜弓)

関連写真

  • プロの演奏家が奏でる音色に聞き入る児童

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  • プロの演奏家の生演奏に合わせて、ボディーパーカッション。練習を重ね、当日も共演する

    プロの演奏家の生演奏に合わせて、ボディーパーカッション。練習を重ね、当日も共演する

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