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迫力プレーファン熱狂 多嶋躍動 バスケBリーグレバンガ戦

帯広では初開催となったBリーグ。レバンガ北海道の好プレーに盛り上がる観客たち

 19日に帯広市総合体育館で開かれた男子バスケットボール「レバンガ北海道-アルバルク東京」の試合には、新リーグ「Bリーグ」を一目見ようと、2054人が会場を埋めた。帯広出身の多嶋朝飛選手(28)が今季からレバンガの主将を務めており、地元の観客が熱を帯びた声援を送った。

 午後1時の開場前から、入り口には長蛇の列が。熱烈なファンも多数来場し、多嶋選手が目当てという札幌の高校3年生天野花菜さんは「プレースタイルが好き。かっこいい」と「あさひたん」と書かれた応援用うちわやユニホーム、LEDライトなど関連グッズを“完全装備”していた。

 試合前には子どもたちがドリブルやシュートを競うスキルチェックが行われ、和やかな雰囲気に。江上綾乃さん(帯広森の里小3年)は「選手がプレーするコートでできて楽しかった」と笑顔を見せた。

 過去に帯広で開かれたバスケリーグにはなかった華やかな演出も。試合前のセレモニーでは会場が真っ暗になり、電飾を背に選手が入場。大型スクリーンが迫力ある試合の映像を流して雰囲気を盛り上げた。

 ゲームではレバンガカラーのグリーンに身を包んだ観客が声を枯らし、守備時には「ディーフェンス!」と大合唱。多嶋選手は14得点と活躍し、シュートが決まると、ひときわ大きな歓声が響いた。

 試合はレバンガが敗れたが「すごい迫力」「面白かった」と観客の声が弾んだ。多嶋選手の母校でバスケに励む鈴木智貴さん(帯広大空中2年)は「こういう舞台に憧れる。すごいなと思う」と話し、永井龍斗君(帯広大空小5年)は「先輩がBリーグで活躍していて誇らしい。僕も頑張る」と意欲を新たにしていた。
(松村智裕、塩原真)

関連写真

  • 試合後、観客とハイタッチするレバンガ北海道の多嶋朝飛選手

    試合後、観客とハイタッチするレバンガ北海道の多嶋朝飛選手

  • 試合終了後、選手とハイタッチする子どもたち

    試合終了後、選手とハイタッチする子どもたち

  • グッズ売り場

    グッズ売り場

  • 試合前に行われたスキルチェック

    試合前に行われたスキルチェック

  • 開場前の行列

    開場前の行列

  • レバンガのマスコットとチアガール

    レバンガのマスコットとチアガール

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