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カーリング世界ミックス選手権に帯広から4選手出場

「練習通りのパフォーマンスを世界でも」と活躍を誓う日本代表メンバー。左から藤井雅之、佐藤邑圭、大野福公、大久津真由美

 カーリングの第2回世界ミックス選手権(ロシア・カザン、15~22日)の日本代表として帯広カーリング協会所属の4選手が出場する。チームの大久津真由美代表(48)は「4人の力を合わせて決勝トーナメント進出を果たしたい」と闘志を高めている。(藤島諒司)

 ミックス種目は1チーム男女2人ずつで構成し、男女が交互にストーンを投じる。世界大会は昨年始まった。

 チームは今年5月に結成。メンバーはリード藤井雅之(32)、セカンド佐藤邑圭(21)、サード大野福公(31)、スキップ大久津代表=いずれも帯広市=。7月30、31日にオホーツク管内常呂町で行われた日本代表選考会で、岩手県協会との2戦を6-4、7-5で撃破し、代表権を勝ち取った。

 大会には37チームが出場。予選リーグはA~Eの5グループで行われ、日本が入るAグループには7カ国がエントリー。昨年の覇者ノルウェーやスコットランドなどとの対戦が控える。予選リーグ上位3チームと各ブロック4位の中で最高点チームの計16チームが決勝トーナメントに駒を進み、頂点を競う。

 藤井は、世界規模の大会は初出場。正確なドローショットに定評があり、「日の丸を背負って大会に出られることはうれしい。仲間を信頼して、自分の大事なショットに努めたい」と力を込める。

 佐藤も初の世界大会。メンバーから「厳しい状況でも明るくしてくれる」とムードメーカーな存在。スイーパーとしては国内女子でトップクラスのパワーを武器とし「いつも通りのプレーを」と笑顔で意気込む。

 大野は昨年の第1回大会にも出場。予選リーグで敗退し「上位のチームほどショットが正確」と世界トップレベルを実感。「去年の経験を生かしてプレッシャーに負けず、どんな相手でも自分たちのプレーを貫き決勝進出を」とリベンジを誓う。

 大久津代表は、1998年長野オリンピックや女子の世界選手権など10回にわたり世界大会を経験。持ち前の技術と安定感のあるプレーでチームをまとめる。「家族よりも顔を合わせるくらい練習に取り組んでいる。互いの信頼感も大きく気楽に投げられる」と平常心で最大のパフォーマンスと予選突破を狙う。

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  • 「練習通りのパフォーマンスを世界でも」と活躍を誓う日本代表メンバー。(左から)藤井雅之、佐藤邑圭、大野福公、大久津真由美

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