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北大陸上部チームが優勝 人間ばん馬大会

投てきのパワーを生かして優勝を果たした「トトロwithネコバス」(塩原真撮影)

 帯広競馬場の本コースを使い、5人で150キロの鉄そりを引く「2014ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」が5日、同コースで行われた。高さ1・7メートルの障害を勢い良く越える大迫力のレースを繰り広げ、北大陸上部投てき部門のチーム「トトロwithネコバス」が優勝した。

 4、5日に同競馬場で開かれたとかちばん馬まつり(ばん馬と共に地域振興をはかる会主催)のイベントとして実施。200メートルのコースをスタートゲートから前半を騎手が走り、第2障害の手前から騎手を載せた鉄そりを引いてゴールを目指した。

 レースには30チームが参加。参加者は深い砂に足を取られるなど苦戦したが、ゴール後は達成感に浸った。トトロwithネコバスは投てきのパワーを生かして一気に障害を越え、初出場で優勝を果たした。チームの笹森哲弥さん(22)は「賞金の88万円は投てきの備品の購入費に充てたい」と喜んだ。

 唯一、女性だけでチームを組んだ「レディースシャバ駄馬」は帯広や札幌、室蘭のボクシング仲間で挑戦。障害を登り切れず、係員の手伝いと大きなな声援を受けて走り切った。岩崎友基子さん(36)=帯広=は「もっと鍛えて出直したい」と次回に意欲を見せた。(津田恭平)

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