息切れしながら樽転がし 池田ワイン城
【池田】ワイン醸造に使った樽(たる)を活用したイベント「ワイン樽ころがし競争inいけだ」(実行委員会主催)が26日、町内ワイン城下の特設会場で行われ、札幌、釧路など管外を含めて18チームが出場、十勝ワインのまちらしい競技を楽しんだ。
樽ころがしは以前、ワイン祭りの前夜祭で行われ、交流人口の拡大を目指してご当地感のあるイベントをと2011年に復活した。
競技は1チーム3人で短距離、スラローム、長距離障害の3種目を行い、総合タイムを競った。樽の重さは男性用で120キロ、女性用で50キロ。
競技では、バランスを崩して迷走する樽も。悪戦苦闘しながらゴールした選手は「樽が重たい」「疲れました」と息切れしていた。
総合優勝チームの賞品では、十勝ワインのダブルマグナムボトル(3リットル入り)や今年のワイン城落成40周年の特別記念としてワイン樽などを用意。飛び入り参加の種目も行われ、会場を沸かせた。(平野明)