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雨にも負けず、8000発を打ち上げ 足寄・両国花火大会

雨模様となった夜空に力強く花が開いた足寄両国花火大会(15日、新井拓海撮影)

 【足寄】「開町110年記念 第39回足寄ふるさと盆踊り・両国花火大会」(実行委員会主催、十勝毎日新聞社、十勝東北部銀河の里づくり協議会共催)が15日、町民センター駐車場と利別川河川敷で開かれた。

 この日は時折強い雨が降り、盆踊りが中止に。それでも傘や雨がっぱ姿の約5000人が来場した。

 花火大会は3部構成の計8037発。小雨に変わった午後7時15分、開町110年の文字を演出して開幕。足寄出身の歌手松山千春さんのナンバーに乗せた花火や黄金色の「錦冠(にしきかむろ)」が夜空を華やかに染め、歓声を誘った。

 2017年度に町内で生まれた37人の新生児を祝う「子ども花火」で、双子の葵ちゃん、渚ちゃん(1)の名前が読み上げられた父親管野聡さん(36)は「カラフルな大輪で祝ってくれて感動しました。健康に育ってくれれば」と願いを込めた。(木村仁根)

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