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児童が「自分のお店」開店

出店に向けた最終的な打ち合わせを行う児童とCDNスタッフ

キャリア講座で最終準備 21日
メニュー看板作成、接客マナー学ぶ

 小学4~6年生を対象としたキャリア教育講座「自分のお店を作ってみよう!」で、参加児童たちが21日に、帯広市内の高齢者いきいきふれあい館「まちなか」で自分たちが考えた店を開く。14日に「まちなか」で第3回の講座が開かれ、児童4人が最終回の出店に向けた準備を進め、内容を協議した。

 十勝キャリアデザインネットワーク(CDN)主催。子どもたちが未来を思い描き、自ら行動し、人と協力することなどを楽しみながら学習する「心を育むプログラム」として、全4回開講される。

 初回と第2回では、仕事の意義や企業経営を学び、出店にかかる原価や販売価格などの資金計画を立てた。この日は、CDNのスタッフ6人が児童をサポートしながら、必要な作業や時間配分を考え、食券制の導入の有無など販売形態を決めた。また、開店のためにメニュー看板を作成し、接客マナーの確認をして士気を高めた。

 CDNの山崎増美さんは「主体的に考えて、話し合うなどの過程を大切にしてきた。実際の出店では、『できた』という成功体験を自信につなげてほしい」としている。

 21日は正午から午後2時まで、同館の1階スペースに児童らがスコーンやフランクフルト、おしるこなどの店を構え販売する。入場は自由。(石川友史)

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