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天候回復行楽、さあ本番 千年の森オープン

大勢の来場者が初夏の大自然を満喫したアース・ガーデン(1日午前10時50分、折原徹也撮影)

 ゴールデンウイーク3日目の1日、十勝管内は晴れ間が広がり、正午までの最高気温は帯広で平年並みの13・2度と行楽日和となった。最終日を迎えた帯広競馬場での初イベント「うまちかwithばんえい競馬」は管内外のグルメを多くの人が堪能し、「十勝千年の森」(清水)の開園にも多数が訪れた。十勝エコロジーパーク(音更)でも体験イベントが開かれ、にぎわいを見せた。

山並みくっきり ガーデンを満喫
 ○…清水町の十勝千年の森(町羽帯)が1日、今季オープンした。家族連れらが春の芽吹きが始まった森や庭園を散策した。

 積雪の影響で、4月29日の予定から2日遅れての開園。この日の園内はやわらかな日差しに包まれ、来場者は緑の芝が広がるアース・ガーデンをのんびり歩いたり、セグウェイを運転したりして楽しんだ。札幌市から家族や友人と4人で来場した堀江昭寿さん(42)=会社員=は「今回が3回目。季節ごとに自然の表情があり、子どもと一緒に楽しめる」と話していた。

 チーズ作り体験工房でモッツァレラチーズ作りができる他、春に生まれた子ヤギも見ることができる。営業時間は午前9時半~午後5時。入場料大人1000円、小中学生500円、小学生未満無料。(小寺泰介)

エコパに歓声 綱渡りに挑戦
 ○…道立十勝エコロジーパーク(音更町十勝川温泉)では、ボーイスカウト帯広第4団(尾張景団委員長)の協力で「モンキーブリッジ体験会」が行われ、子どもたちが元気いっぱいに綱渡りに挑戦した=写真。

 高さ1メートル20、長さ12メートルのロープでできたつり橋を渡る同団の恒例企画。子どもたちは家族が見守る中、落ちないようバランスを取りながら慎重に渡り、最後に体験証明書を手にした。

 釧路市内の枡本知峻(ちたか)君(10)は「ちょっと揺れたけど簡単だった」、妹の小温(このん)さん(8)は「初めてで楽しかった」と話していた。5日までの午前10時~午後3時(最終日は午後2時まで)。同団は熊本地震の義援金も募っている。(小縣大輝)

縁日を楽しむ親子連れ(1日午前10時半ごろ、帯広競馬場「うまちか」会場)

うまちか最終日 家族でにぎわう
 ○…帯広競馬場の食イベント「うまちかwithばんえい競馬」が1日に最終日を迎えた。開幕日から雪や強風が続いたが、この日は、大勢の市民や観光客が青空の下で管内や道外のグルメを堪能した。

 この日は今年度最初の重賞競走「第10回ばんえい十勝オッズパーク杯」も開かれ、入場門ではオッズパークのマスコットキャラ「マキバオー」が来場者に特製のお守りをプレゼント。子ども2人と来場した音更町の主婦飯田洋子さん(38)は「晴れていたのでよかった」と喜んでいた。(大木祐介)

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