ザ・本屋さん社長セレクト!おすすめ本2冊セットを1名様にプレゼント!
「ある男」「一体、愛に過去は必要なのだろうか。」この一文にすべてが集約されている気がした。前半は少し重くてなかなか真相にたどり着かないぶん読み進めるのが大変だったが後半は一気に引き込まれた作品でした。好きな人の過去が違っても、その人を愛し続けられるのか。もしその経歴がなければ出会っていなかったのか、あるいは出会っても結ばれなかったのかといろんなことを考えさせられました。亡くなってからも周囲の人が悪く言わず、子どもたちにも慕われていた旦那さん。素敵な人で、幸せな結婚生活だったんだろうと思う。その思い出こそ、何よりも愛おしい。映画も良かった。静かな余韻が長く残る作品1冊です。
(ザ・本屋さん社長・高橋智信さんコメント)
■平野恵一郎
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2014年には、国立西洋美術館のゲスト・キュレーターとして「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」展を開催。同年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。また、各ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。
「島はぼくらと」瀬戸内に浮かぶ、人口三千人の小さな島「冴島」。そこに暮らす高校生4人が、島の人たちと関わりながら成長していく物語。4人まとめて「主人公」として読むのがおすすめです。のどかな島の空気に包まれた物語かと思いきや、個性的なキャラクターが次々登場して、終盤にかけてはぐっと動きが出てくる。静かな時間の中にある“ゾクゾク感”が心地よかった。この冴島のモデルになった島はどこだろうと実際に行ってみたくなるような、優しくて力のある作品でした。
(ザ・本屋さん社長・高橋智信さんコメント)
■辻村美月
1980(昭和55)年、山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004(平成16)年に『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞してデビュー。2011年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で直木賞、2018年『かがみの孤城』で本屋大賞を受賞。2019年、「第12回ベストマザー賞2019」の文芸部門を受賞。同年3月15日から山梨日日新聞紙上で「琥珀の夏」の連載を開始した。2024年11月11日に、「anan AWARD 2024 クリエイティブ部門」を受賞。2025年1月から直木賞の選考委員を務める。
【応募詳細】
応募期間:2025年11月1日~11月30日
応募条件:勝毎電子版有料会員の方
当選発表:賞品の発送をもってかえさせていただきます。
【注意事項】
・住所が不明などでお届けできない場合は、当選無効とさせていただきます。ご応募の際、お客様のご登録情報が最新の状態かマイページよりご確認ください。
・応募の受付、当選確認に関するお問い合わせはお受けできません。
・当選賞品の交換、換金はできませんので予めご了承ください。
・当選者の個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレスなど)をプレゼント当選時、発送業務に利用させて頂きます。
ザ本屋さんは「読書文化創造」、「なくてはならない店」、「地域活性化によるイノベーション」によりこの地域に住む人々が「心も緑豊かな生活で人と自然の調和を」という理念のもと運営しています。
十勝管内4店舗展開中。
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