十勝毎日新聞社報道ベース 2024年9月末日時点
詐欺の相談は #9110 警察相談専用電話
「#9110」番は、全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながる全国共通の電話番号です。
詐欺の相談は
#9110
警察相談専用電話
「#9110」番は、全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながる全国共通の電話番号です。
SNSの投資広告に自らアクセスしたら、投資関連のSNSグループに招待された。3カ月ほど、80人が所属するSNSグループ内のやりとりをただ眺めていたが、そこには指南役の先生がおり、「もうかった」「先生ありがとう」などの参加者のメッセージを見ているうちに、自ら「やってみます」とメッセージを書き込んでしまった。
すると、投資会社の役員を名乗る人との1対1のトークルームへ招かれ、FX投資をするように誘導された。「先生の言うとおりにやればいい」という指示をきいて半月ほどの間に4回、合計で600万円を指定の銀行口座に振り込んだ。先の投資会社のプラットフォームでは、利益が出ているようなグラフを見せられていた。
投資したお金が増えたので引き出そうとしたところ、社員を名乗る別の人物から「(引き出すには)1万2000ドルの手数料がかかる」といわれ、高額の手数料を聞いてようやく詐欺を疑い、警察署に届け出た。
SNSの「インスタグラム」で「簡単、在宅、携帯でできる」などと記載された副業広告にアクセスしたところ、サイトの管理者を名乗る人物のSNSの「LINE」に誘導された。その人物からメッセージ機能で「『いいね』を押すだけで報酬がもらえる」「振込額に応じて高額な報酬がもらえる福利厚生タスクがある」などと説明を受けた。
当初は信じていなかったが、「いいね」を押すタスクを複数回すると、3回にわたって計8950円が口座に振り込まれた。さらに福利厚生タスクで5000円を振り込むと、「賞金」の1500円を加えた6500円が返還された。
報酬が出たことで話を信じ、数日間で3回に分けて計300万円を追加したが返還はなかった。金融機関から「外国人名義の口座に高額な振り込みをしている」などと注意喚起を受け、家族に相談。詐欺を疑って警察署に届け出た。
詐欺の相談は #9110 警察相談専用電話
「#9110」番は、全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながる全国共通の電話番号です。
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(十勝毎日新聞社報道ベース 2023年1~12月末日)
被害金額は50代が4割以上を占め、1億円以上の被害があった人もいます。被害人数では、50代以上で増えており最多は60代。詐欺は高齢者だけがあうものではなく、広い世代がターゲットにされています。
(十勝毎日新聞社報道ベース 2023年1~12月末日)
1000万円以上の被害件数は全体の2割程度ですが、全被害金額の8割以上を占めており、高額被害が多いことがわかります。
作成:立正大学心理学部 教授 西田公昭
チェックが多いほど、消費者トラブルにあう危険度が高い傾向にあります。
トラブルに対して危機意識が薄い傾向
だまされているのに気がつかない傾向
だまされたとき一人で抱え込んでしまう傾向
消費者被害に遭っているような様子が見られたり、本人から相談されたとき、問い詰めたり、頭から否定するような口調は、本人の心を閉ざしてしまいがちです。一旦は受け入れる気持ちを持って、ゆっくりと状況を聞きましょう。いきなり質問をせず、世間話をしながら何気なく尋ねてみるなど、会話をしていくうちに心を開いてくれることもあります。「お節介」に思われるかもしれないと躊躇(ちゅうちょ)することもありますが、場面に応じた自然な会話の流れを工夫してみましょう。
出典:消費者庁ウェブサイト「高齢者・障がい者の消費者トラブル見守りガイドブック」より 2020年2月発行
詐欺の相談は #9110 警察相談専用電話
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口座にお金を振り込んだ場合は、振込先の銀行機関に相談を
消費生活の困りごとは
帯広市消費生活アドバイスセンター
0155-22-8393
(受付:火~土曜 午前10時~午後5時)
情報提供:十勝毎日新聞社 編集局 0155-22-2121 または 投稿ポスト まで