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石澤志穂の目「高木美帆3000メートルを分析『堂々たる滑り、残りのレースに期待』 北京五輪スピードスケート」

 上位に入賞した選手たちは、3組目に出場した高木美帆選手のタイムを標準に、レースをしたと思います。高木選手はプレッシャーがかかる中で、堂々たる滑りで6位入賞。素晴らしいスタートを切ったと思います。200メートル通過から600メートルのラップが少し遅れたとのことですが、6周目までは31秒台で粘り、スケーティングも大きく崩れることもありませんでした。高木選手は滑れば滑るほど、気持ちもスケーティングも強く成長できる選手ですので、残るレースに期待がかかります。

 佐藤綾乃選手は最初から積極的でした。バックストレートの交差レーンで相手の後ろに入りうまく風の抵抗をよけるなど、相手と競り合う中でも冷静さが見えるレースでした。

 海外の選手も素晴らしいレースを見せてくれました。中でも3000メートルオリンピックレコード保持者の49歳、クラウディア・ペヒシュタイン選手(ドイツ)の力強い滑走姿に感動しました。このレースで記録は塗り替えられましたが、オリンピックはさまざまな感動を与えてくれると改めて実感しました。

 解説=石澤志穂(バンクーバー、ソチ五輪3000メートルと5000メートル出場)

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