自然叙情豊かに 川合玉堂日本画 山種美術館で展示
日本画の巨匠・川合玉堂(1873~1957年)の作品を集めた展覧会が、都内広尾の山種美術館で開かれている。自然や風物を叙情豊かに描いた作品70点が並んでいる。
川合玉堂は、円山四条派の基礎の上に狩野派の様式を取り入れ、山水画や風景画を制作した。
「山雨一過」は雨後の峠を描き、墨を主体とした岩と樹林が景観の色彩を際立たせている作品。「春風春水」は渓谷を見下ろす構...
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